暦Wiki
   
日の出入りの早い場所・遅い場所†
- 地球が自転軸を約23.4°傾けたまま公転することにより、日の出入りの様子は季節によって変化していきます。
- この図で黄色は太陽の光が当たる=昼、青色は当たらない=夜を表しています。
- 黄色と青色の境界線上で日の出や日の入りが起こります。
- 地球の自転により、夜側から昼側へ移るところは日の出、昼側から夜側へ移るところは日の入りを迎えています。
    
 
春分・秋分のころ†
- 春分・秋分のころは自転軸は太陽に垂直になります。
- 昼と夜の境界線は経線に沿った方向になります。
- 日の出も日の入りも、東へ行くほど早く、西へ行くほど遅くなります。
- 太陽はほぼ真東から昇り真西に沈みます。
 ![日の出入り[春] 日の出入り[春]](C6FCA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8C6EEC3E62FC6FCA4CEBDD0C6FEA4EAA4CEC1E1A4A4BEECBDEAC6FCA4CEBDD0C6FEA4EA28BDD529.png)     
 
夏至のころ†
- 夏至のころは北極側が太陽のほうを向きます。
- 同じ経度では北へ行くほど日の出は早く、日の入りは遅くなります。
- 日の出は北東へ行くほど早く、南西に行くほど遅くなります。
- 日の入りは南東へ行くほど早く、北西に行くほど遅くなります。
- 太陽は真東よりも北寄りから昇り、真西よりも北寄りに沈みます。
- 札幌は京都よりずっと東にありますが、このころの日の入り時刻は京都とほぼ同じです。
 ![日の出入り[夏] 日の出入り[夏]](C6FCA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8C6EEC3E62FC6FCA4CEBDD0C6FEA4EAA4CEC1E1A4A4BEECBDEAC6FCA4CEBDD0C6FEA4EA28B2C629.png)     
 
冬至のころ†
- 冬至のころは南極側が太陽のほうを向きます。
- 同じ経度では南へ行くほど日の出は早く、日の入りは遅くなります。
- 日の出は南東へ行くほど早く、北西に行くほど遅くなります。
- 日の入りは北東へ行くほど早く、南西に行くほど遅くなります。
- 太陽は真東よりも南寄りから昇り、真西よりも南寄りに沈みます。
- 札幌は京都よりずっと東にありますが、このころの日の出時刻は京都とほぼ同じです。
 ![日の出入り[冬] 日の出入り[冬]](C6FCA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8C6EEC3E62FC6FCA4CEBDD0C6FEA4EAA4CEC1E1A4A4BEECBDEAC6FCA4CEBDD0C6FEA4EA28C5DF29.png)     
 
初日の出†
- ほぼ冬至のころと同じです。
- 国内の大部分がたかだた1時間程度の範囲に収まっていることがわかります。
- このおかげで短時間のうちに初日の出の感動を共有することができるわけです。
- 国内では太平洋上の島々が最も早く、北海道・本州・四国・九州だと平地では犬吠埼が、標高も考えると富士山頂が最も早くなります。
  
 
関連ページ†
 
Last-modified: 2020-05-27 (水) 20:33:13